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【特集記事】

使い勝手に寄り添ってくれるEAOスイッチのデザイン性

Internet of Things (IoT) の重要なポイントとして、ハードウェア・インターネット・ソフトウェアの複合的な連携があります。そのハードウェア部分あたる、EAOスイッチ。

どのようなメリットがあるのでしょう。

IoTでよくある形としては、この図のようにハードウェアが現実の状況を何らかの形で捉え、それをインターネットに乗せてデータとして蓄積するポイントがあります。

そうすることで、わざわざ現場を見届ける必要なく、遠くから状況を分析が可能になるなど、データ活用やさらにその先の改善につなげるフィードバックにもつながっていきます。

スイッチが現実の状況を捉えるということ

スイッチは現実を捉えるハードウェアとして代表的なものです。

スイッチは明るさや気温を捉えるような人に触れないセンサー類と違い、人が直接操作するだけに、より多様な場所での利用が考えられます。

もちろん、どんな場でも大事な、何度も使っても動く堅牢性についてはEAOスイッチはしっかり備えています。

その場や用途に合わせた機能としてスイッチを考える

そして、スイッチというのは頑丈さだけでなく、その場や用途に合わせた機能が発揮されるかが重要になってきます。

IoTにおけるスイッチの場合は、まだまだIoTが最初から導入されている場は少ないため、現状ではすでに建築された場所に後付けで設置することも多く、一層その場や用途に合わせた注意が必要です。

たとえば、単純な押す時に動くスイッチであれば実装は簡単ですが、スイッチとしてよく必要となる機能としては「一度押すと次押すまではON状態を維持する」ことであったり「誤操作で短期間に何度も押されてもONを維持する」といったものだとどうでしょう。

これはソフトウェアでも押したという状態を管理すれば実装が可能ですが、その場に確実に押せなくてはならない事情があったり、押した状態がしっかり維持されないと困る事情も生じると、確実に動かすためのソフトウェアの責務が増大し、実装の難易度が高まります。

EAOスイッチのデザイン性は場にあった使い勝手に寄り添ってくれる

こういったときにEAOスイッチのデザイン性は場にあった使い勝手に寄り添ってくれます。

先ほど例に挙げた「確実に押せなくてはならない」ことや「押した状態がしっかり維持したい」ということを実現するとしたら、このパームスイッチがあります。

こちらのスイッチはまずはハードウェアとして、パーム(手のひら)の名前の通り、大きなボタンで「確実に押せること」に特化したスイッチです。

そして押した後は強く引かない限りOFFにできないので「押した状態がしっかり維持」ということも実現しています。

このようにハードウェア側でユーザーの操作をしっかり整理されていると、ソフトウェアはONかOFFかを判定することに注力しデータを蓄積することができます。ソフトウェアが苦手とする操作状態の維持といった実装を避けられるので、ハードウェアとソフトウェアで役割分担がはっきりして、より安定したIoTの運用が可能になります。

IoTとの連携事例

こちらでは、こういった状況を踏まえながら、IoTとEAOパームスイッチが結びつく実際の実装した事例をご紹介してまいります。

協力メーカー

EAO

株式会社イーエーオー・ジャパン

1947年にスイスで設立。
高品質のスイッチ、キーボード、操作システムから完全なHMI操作ユニット及びHMIシステムまで、世界中で市場をリードする製造企業。

https://eao.com

IoTイノベーター

EAO

Seigo Tanaka

ワンフットシーバス2004年よりフリーランスで活動。
インタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。
インターフェース拡張の観点からIoTやMixed Realityにも関わっています。
受賞歴:Microsoft MVP/ IBM Champion
出版物:はじめてのNode-RED 「littleBits」ではじめる電子工作

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