ここ数年、Internet of Things (IoT) への関心が高まっています。その中で改めて、人と機械、そして、人とネットワークへつながる入り口として、センサーやアクチュエーターといった様々な仕組みが改めて注目されています。
スイッチもその一つ。現実の様々な状況を情報として把握し、新たな価値を考えるIoTの現場でも、人が操作した行動を伝えるスイッチが持つ情報というのは、大切です。
スイッチとIoTが組み合わさると、例えば、ユーザーが操作することによってインターネット上の何かのアクションを動かすことや、ユーザーの行動をログに取ってさらに分析する事ができるようになります。
他社の事例としてボタンを押すだけで特定の商品に対してのインターネット上の注文が発生するような仕組みであったり、何かしらの機器を動かすとき・停止するときの情報を引き出したりとすでに話題になっている事例があります。
このようにスイッチはユーザーの操作する動線にあたり、そこにIoTが関わると様々な未来ある価値が生まれます。
そして、IoTの仕組みを考えていく上で、試作を繰り返して現実の状況に合わせていくことが重要になります。
たとえばよく使われるのが電子工作で使われるタクトスイッチです。ですが、電子工作で使われるスイッチは安価で使いやすいのものの、長く使っていく上では壊れやすかったり、小さくて操作するのがわかりにくかったりと悩ましいところがあります。
そこで注目されるのが、EAOスイッチの持つ、頑丈・堅牢、ハイデザインの特性です。
IoTの試作を進めていくと限られた人のお試しから、一層使う頻度が高まって使う人との距離が近くなります。
そのとき、実際に人が何人も何度も操作するときにもわかりやすいのデザイン性や、あるいは工場や設備とともに使用するときのも耐久性が求められるため、EAOスイッチの持つ特性が相性良く発揮されます。
従来の設備や部屋のスイッチのIoT化する場合には、すでに使っていたスイッチと同じように機能性が求められますが、すでにEAOスイッチは使用頻度が高い場所や設備での使用を想定されているため、安心して導入することができることでしょう。
株式会社イーエーオー・ジャパン
1947年にスイスで設立。
高品質のスイッチ、キーボード、操作システムから完全なHMI操作ユニット及びHMIシステムまで、世界中で市場をリードする製造企業。
Seigo Tanaka
ワンフットシーバス2004年よりフリーランスで活動。
インタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。
インターフェース拡張の観点からIoTやMixed Realityにも関わっています。
受賞歴:Microsoft MVP/ IBM Champion
出版物:はじめてのNode-RED 「littleBits」ではじめる電子工作
82シリーズ バンダル・レジスタンス(耐破壊性)押しボタン
82 シリーズの登場で, EAOはバンダル・レジスタンス(耐破壊性)と高いデザイン性の両方を追求したいHMI制御に理想的なスイッチを提供します。使用環境条件が非常に厳しい産業機械・設備、公共エリア、ビル管理などでの用途に最適です